循環器内科|さくらい内科クリニック 明石市 西新町駅 内科・循環器内科|不整脈 心不全心筋梗塞

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循環器内科

循環器内科について

これまで、医師になって20年以上にわたり、高血圧症、虚血性心疾患(狭心症や心筋梗塞)、不整脈、心不全等、心臓や血管に関する循環器疾患を主に診察してきました。

足がむくんでいる、血圧が高い、胸が痛い、少し歩いたり階段を登ったりすると息が苦しい、もしくは胸がドキドキする、めまいがする、ふらふらするといった症状がおありでしたら是非一度受診してください。日本循環器学会認定循環器専門医である院長が、しっかりと話をお聞きし、診察させて頂きます。

検査の結果も分かりやすい言葉でしっかりと丁寧に説明させて頂きますのでご安心下さい。どのような治療方法を選択するのが良いか、患者様と一緒に考え、納得の上で治療を受けて頂くよう努めて参ります。どうぞ安心して、当院にお越し下さい。

代表的な循環器疾患

高血圧症

不整脈

不整脈とは文字通り、脈が不整になることをいいます。
脈が速くなる頻脈、脈が遅くなる徐脈、脈が時々飛ぶ期外収縮、脈が完全に不規則となる心房細動、などがよくみられます。原因については、高血圧症、冠動脈疾患、心臓弁膜症、心不全、先天性心疾患など様々ありますが、これらの多くは心臓の病気です。

このほか甲状腺や肺に病気がある方も不整脈になりやすく、また、老化、喫煙、ストレスや睡眠不足、過労などによっても不整脈は起こりやすくなります。

不整脈の主な症状
頻脈

ドキドキと脈が速くなり、胸のあたりの不快感、違和感、息苦しさや圧迫感を感じられる方も多くおられます。ひどくなると、心臓が全身に十分な血液を送り出せなくなり、吐き気、冷や汗、意識消失等の症状が現れこともあります。

徐脈

脈が遅くなります。頻脈の場合と同じように、胸のあたりの症状を感じられる方もおられます。ひどくなると、フラッとしたり、めまいがしたり、目の前が真っ暗になって卒倒したりすることもあります。

期外収縮

いわゆる、“脈が飛ぶ” 状態で、自覚症状のないこともありますが、頻脈や徐脈と同じように胸のあたりの症状がみられることもあります。この症状は、あまり持続せずに短時間で消失(数秒程度)することが多いです。

心房細動

脈が完全にバラバラになるため、ドキドキしたり息苦しかったりといった症状を訴えられることが多いですが、慣れてくると症状を感じなくなることもあります。

心房細動で最も恐いのは、心臓の中で生じた血栓という血のかたまりが原因で脳梗塞を起こす危険性があるということです。そのため多くの場合、血をサラサラにする薬を飲んで脳梗塞を予防することが必要となり、専門的な対応が必要となりますが、当院では日本循環器学会認定循環器専門医である院長が責任を持って対応させて頂きますので、ご安心下さい。

不整脈の自覚症状は、いつもあるわけではなく、またあまり心配の無い一時的なものであることも多いのですが、稀ではありますが心停止につながるような恐ろしいものもあります。さらには、症状が全くないことも多く、気づいていない間に不整脈が発生していることもあります。このような場合は、心電図を24時間測定する検査(24時間心電図検査:ホルター心電図検査)が必要となりますが、当院でもお受け頂くことができますのでご安心下さい。

上記のような症状があって、不整脈が気になるという方は、お早めに一度当院をご受診ください。

心不全

心不全とは、「なんらかの心臓の障害が原因で、全身に血液を送り出すポンプの働きが十分にできなくなるために、呼吸困難、倦怠感、浮腫が出現し、それに伴い運動耐容能が低下する臨床症候群である」と定義されています。つまり、いろいろな病気が原因で心臓の働きが悪くなった結果、息切れやむくみが生じてだんだん悪くなり、自由に動くこともできなくなる病気であるということになります。

心不全では、初期には疲れやすい、冷や汗が出る、身体がだるい、動悸がするといった症状がみられますが、心臓のポンプ機能が低下することによって十分に血液が送り出せなくなると、本来送り出されるはずであった血液が心臓や肺、場合によっては下肢や、肝臓などの腹部臓器、にまでも溜まるようになってしまい、うっ血がみられるようになります。うっ血が肺に生じた場合は身体を動かした時の息切れが現れ、体の各部分にうっ血がみられると、むくみが出てきます。さらに肝臓や胃腸にまでうっ血が起きてしまうと、お腹の張り、吐き気・嘔吐、食欲低下などがみられることもあります。

このように、全身にいろいろな症状が出る心不全ですが、実は、「生命を縮める病気である」ともいわれていることをご存じでしょうか。癌が生命を縮める病気であるということは皆さんお分かりになると思うのですが、実は心不全も状況によって癌と同じくらい恐ろしい病気であるということが報告されているのです。

では、そのような恐ろしい病気である心不全を診断、治療するにはどのようにすればよいでしょうか。多くの心臓疾患の終末像として心臓が弱ることで心不全は起きますが、心筋梗塞、不整脈、弁膜症、高血圧、心筋症、心筋炎などが原因として挙げられます。従って、心不全の評価、治療に際しては、病状や各種検査結果から原因を探り、それぞれに応じた治療を考えていく必要があります。そのためには、心臓の形や大きさ、血の流れ具合、働き具合、等の状況を詳しく知る必要があり、心臓超音波検査(心エコー)が必須となりますが、当院では、循環器専門医である院長が、しっかりと対応致します。いろいろな症状から心不全がご心配の方や、各種健康診断で心臓が悪いかもしれないと言われた方も、どうぞご安心して是非お越し下さい。

狭心症

狭心症とは、冠動脈(心臓に血液を供給する血管)が何らかの原因によって硬化・狭窄(狭くなる)することによって血流が悪くなり、活動するために必要とされる血液が、十分には心臓に届かないことで起こる疾患をいいます。

その多くは動脈硬化が原因とされることから、動脈硬化を引き起こしうる生活習慣病(糖尿病、脂質異常症、高尿酸血症、高血圧症等)や、喫煙、肥満等が発端となることが考えられます。また、冠攣縮性狭心症といって、冠動脈が痙攣することで血流が悪くなり、狭心症の原因となることも考えられます。

階段を上がったり、坂道を登ったりした際に胸が苦しくなった、胸が痛くなった、肩や顎に痛みを感じた場合、もしくは明け方に胸が痛くて目が覚めた、等の症状がみられましたら、狭心症の疑いがありますので一度ご受診ください。

心筋梗塞

冠動脈(心臓に血液を供給する血管)が何らかの原因によって硬化・狭窄するところまでは狭心症と同様ですが、さらにそこへ血液の塊(血栓)が生じて急速に血管を詰めてしまうことで心臓の細胞が壊死した状態を心筋梗塞といいます。

血管が詰まる原因については、狭心症と同様に生活習慣病等による動脈硬化が引き金となることが多いです。一旦壊死した心筋細胞は元には戻りませんし、ダメージを受けた範囲が広いと心臓の働きが大きく低下し、命に関わることも少なくありません。よく見られる症状として、胸や背中に突然生じる強烈な痛み、冷や汗、吐き気、息苦しさ、場合によっては意識を失ってしまうこともあります。ちなみに、糖尿病があると、胸の強い痛みなどを感じないこともあり、無痛性心筋梗塞といいます。

狭心症や心筋梗塞等命に関わる病気が疑われる場合は、血液検査をはじめ、胸部レントゲン写真、心電図や心臓超音波検査のほか、状況によっては胸部CT検査、心臓核医学検査(心筋シンチ)、冠動脈造影検査などの画像検査も行っていく必要があります。検査内容によっては近隣の医療機関をご紹介させて頂きます。