一般内科|さくらい内科クリニック 明石市 西新町駅 内科・循環器内科|風邪 花粉症 インフルエンザ

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一般内科

一般内科について

「咳やノドの痛みがひどい」、「おなかを下している」、「食欲がない」、「頭が痛い」、「吐き気がする」、等の症状がある方はもちろん、健康診断で「血糖値が高い」、「血圧が高い」、「腎機能が悪い」、「尿酸が高い」等の指摘を受けた方もご相談ください。

「体調が悪いけども何科を受診すれば良いか分からない」という方も、どうぞお越し下さい。たとえ専門外のことであったとしても、どうすれば良いか、親身になって考えていきたいと思います。日本内科学会認定総合内科専門医である院長が、幅広く対応し、丁寧に診察・治療させて頂きます。

気管支喘息

ヒトは、呼吸をする時、口や鼻から吸い込んだ空気を、気管を経て肺に送るという動作を無意識に繰り返しています。ところがその空気の通り道(気道)に炎症が続き、様々な刺激に敏感になって発作的に気道が狭くなると、ゼーゼー、ヒューヒューという音を伴って息苦しくなります。これを気管支喘息といいますが、日本人の10%程度が罹患しているという報告があります。子どもさんだけでなく、大人になってから、もしくは高年齢になってから発症する方もおられます。

喘息の原因はダニやハウスダスト、ペットのフケ、カビなどのアレルギーによることが多いのですが、その原因物質が特定できないこともあります。喘息発作では、発作的に咳や痰が出ることが多いのですが、夜間や早朝に出やすいのが特徴です。また気温や湿度の変化、ホコリ、運動なども誘因となることが多いです。寒い部屋に入ったら咳が出る、明け方になると咳が出て寝られない、といった症状のある方は、気管支喘息の可能性があります。お早めに受診して下さい。

症状が無ければ喘息は治ったと思われるかもしれませんが、実は気道の炎症は密かに続いています。炎症が続けばいずれまた発作が起こり、繰り返すうちにだんだんと気道が固く狭くなって元に戻らなくなり、治療によって症状をおさえることが困難になってくることがあります。そのため、日頃から炎症をおさえる薬を使って発作を予防しなければなりません。すなわち、気管支喘息に関しては、予防が治療になると言ってもよいかと考えます。そして治療の主役は吸入ステロイド薬ですが、内服と違って適切に使用すれば副作用はとても少なく安全に治療できますのでご安心下さい。なお、アレルギーの原因が分かっている場合はそれらを避けることが重要です。そして、タバコの煙がこの病気に与える影響も大きいと言えます。喫煙している方は是非禁煙しましょう。

咳喘息

慢性的に咳が続く気管支疾患です。風邪を引いた後などに咳だけが長く続くのが典型的な症状ですが、その際、気管支喘息にみられるような呼吸困難や、呼吸時にゼーゼーヒューヒューいう喘鳴がないこと、また、熱や痰が出ないことなどが特長となります。

気管支喘息と同様に、気道が狭くなり、様々な刺激に対して過敏になることで、炎症や咳発作が起こります。一旦咳が出だすとかなり激しくひどい咳が続き、場合によってはえづくくらい咳が出ることも多くみられます。

なお、治療としては、気管支喘息と同様にステロイドの吸入が有効でよく効くことが多いです。長引く咳でお悩みの方は是非一度受診して下さい。しっかりと治療していきましょう。

花粉症、じんましん等アレルギー疾患

「鼻が詰まって苦しい」、「鼻水が流れてくる」、など花粉症の症状でお悩みの方は是非お越し下さい。以前は、花粉症などアレルギーの治療薬では眠気が生じることがネックとなっていましたが、最近は眠気が生じにくいお薬も開発されています。

当院では患者さんと相談して適切なお薬をお飲み頂くことで安心して、花粉症等のアレルギー疾患の治療もお受け頂けます。

インフルエンザ

「高熱が出る」、「とてもしんどい」、「頭痛や関節痛がひどい」、「周りに同じ症状の人がいる」、などがありましたらインフルエンザの可能性があります。

当院では、迅速に診断できる検査とよく効く治療薬をご用意しておりますので受診下さい。また、インフルエンザは予防接種を受けることで感染しても発症を防いだり、万一かかったとしても軽くすんだり、症状を少なくとも軽減したりといった効果が期待できます。比較的小さな子どもさんからお年寄りまで対応しております。

予防接種をご希望の方も、お早めにご相談下さい。

脂質異常症

脂質異常症とは、血液中のアブラのバランスが崩れている状態をいいます。具体的には、いわゆる善玉コレステロールが少ない、いわゆる悪玉コレステロールが多い、中性脂肪が多いという三つパターンが考えられます。糖尿病や高血圧等と同様に、自覚症状が乏しいため、そのまま放置してしまう方が多くおられます。その結果、増えてしまったアブラがどんどん血管の内側にたまって動脈硬化を引き起こし、狭心症、心筋梗塞や脳梗塞、末梢動脈疾患等の、命に係わる重篤な病気になる確率が高くなってきます。

脂質異常症の原因

脂質異常症の原因は、体質的なものの他には、いわゆる西洋型の食事(高脂質高カロリー)や運動不足も影響していると考えられています。高脂質高カロリー食は、血中の悪玉コレステロールや中性脂肪を増やし、動脈硬化の原因となる質の悪いアブラを増加させますので日々の食事を見直すことが重要です。また運動不足も代謝を悪くし、脂質異常症には悪影響を与えることが分かっています。

脂質異常症の治療

治療の最大の目的は、血中の脂質の状態を改善することで動脈硬化の進行を抑えて心筋梗塞や脳梗塞等の命にかかわる病気の発症を予防し、健康で元気に生活していくことです。治療の内容としては、生活習慣の改善と薬物療法が基本となります。

生活習慣の主な改善点は①食生活の是正、②適度な運動、③適正体重の維持、④禁煙などがあります。なかでも特に重要なのが食生活の是正で、これは適正体重の維持とも深く関わってきます。病状にもよりますが、脂質や炭水化物の摂取を少なめにして、蛋白質をしっかり摂り、食後にウォーキングやジョギング等の有酸素運動を行うことが有用であるとされています。それでも十分に脂質異常症が改善しない場合は、内服薬を考慮することになります。健診等で脂質異常症ではないかと指摘されましたらお早めにご相談ください。

一般内科の主な対象疾患

急性疾患
かぜ、インフルエンザ、咽頭炎、扁桃炎、気管支炎、肺炎、胃腸炎(腹痛、下痢、吐き気、嘔吐)、尿道炎、膀胱炎、熱中症 など
慢性疾患
生活習慣病(糖尿病、高血圧、脂質異常症(高脂血症)、高尿酸血症(痛風) など)、慢性腎臓病、慢性咳嗽(咳が止まらない)、咳喘息、気管支喘息、貧血、頭痛、骨粗しょう症、不眠症、アレルギー疾患(花粉症、じんましん)、便秘、認知症 など

生活習慣病については、こちらのページで詳しく説明しています。

このような方はご相談ください(例)
以下のような症状がある方
  • 発熱
  • 咳が長く続く、息苦しい
  • くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどの症状(花粉症)
  • 咳、鼻水、喉の痛みなどのかぜ症状
  • お腹の調子が悪い(腹痛、便秘・下痢など)
  • お腹が張る
  • 吐き気、嘔吐
  • 胸やけ
  • 食欲不振
  • 胸痛、圧迫感
  • 頭痛
  • 立ちくらみ
  • めまい
  • 動悸
  • 息切れ
  • むくみ
  • 喉の渇き
  • 尿の異常(出にくい、近い、血が混じるなど)
  • 発疹
  • 疲労感
  • 急な体重の増減

など、気になることはなんでもとりあえずご相談下さい。

健康診断などで以下の指摘を受けた方
  • 血糖値が高い
  • 血圧が高い
  • 腎機能が悪い
  • 尿酸値が高い
  • 中性脂肪やコレステロールが高い
  • 心電図に異常がある
  • 尿検査に異常がある
  • 胸部レントゲン写真に異常がある
  • BMIが大きい
  • 禁煙を勧められた 

など